アメリカではクリスマスシーズンになると、街のあちこちで「エルフ(Elf)」と呼ばれる人形を見かけます。このエルフとは、いったい何なのでしょう? ◆エルフとは? エルフとは、サンタクロースを手伝う小さな妖精のこと。いつもは北極に住んでいて、子どもたちのためにおもちゃを作ったり、いい子・わるい子リストをチェックしたりと、クリスマスを支える大切な存在とされています。とがった耳と緑や赤の洋服、元気いっぱいの笑顔がトレードマーク。人形は男の子だったり女の子だったり、目の色がブルーやブラウンなど様々なものがあります。 中でも人気なのが「Elf on the Shelf(棚の上のエルフ)」というイベント。11月の終わり頃になると、この小さなエルフ人形が家にやって来ます。エルフは夜になるとサンタさんにその家の子どもの様子を報告し、朝にはまた家に戻ってきます。いたずら好きで、時には冷蔵庫の中やツリーの上に隠れることも。 実際にはパパやママが人形を用意し、毎日家の中でエルフの場所を変えて設置します。 実はこの「Elf on the Shelf」の習慣はアメリカでも比