top of page

Facebook 「ヒューストン在住日本人」「ヒューストン・ママの会」グループ、ご存知ですか???

 




 もうSNSのない世界なんて考えられないんではないでしょうか。特に海外駐在生活をされている皆様にとっては、ちょっとした不安を瞬時に解決してくれる、なくてはならないツールです。


 SNSの中でも知らない人はいないであろうFacebook、数年前から「ヒューストン在住日本人」グループがあるのをご存知ですか?

 今回、このグループの管理人をされている、太田さんにお話を伺うことができましたので、インタビュー形式でご紹介させていただきます!

おたすけマップメンバー(以下M)

「はじめまして。まずはこのグループ創設に至った経緯を教えてください。」


太田さん(以下O)

「ヒューストンに来る前にいたシンガポールでの影響が大きいです。シンガポールは日本人が多く、日本人同士の助け合いや情報交換のためのオンラインコミュニティが高度に発達しています。ところが、ヒューストンでは日本人同士のオープンな情報交換の場が本当に少ないこと、あっても非常に古い手段しかないことに驚きました。」


M「今回は小さなお子さんも連れての渡米でしたよね?」


O「独身時代、子供を産むまでは日本人コミュニティには全く興味がありませんでした。でも子供が生まれると状況は変わります。子供を育てることも初めてで、常に不安や悩みがありました。食育や病気の時の対応で、自分は日本人なんだと感じることが多々あり、日本人の知り合いを作る重要性をひしひしと感じました。」


M「日本に住んでいても、悩みや不安を共有できる知り合いがいることは大切ですもんね、海外生活ではなおさらです。」


O「私がヒューストンに引っ越してきて、まだ知り合いがおらず1人で子育てをしていた時、ある一人の方が声をかけて下さいました。そして、同じくらいの月齢のお子さんを持ったママさんを紹介してくださって。それがとても嬉しかったんです。

 そこから、同じ悩みを持つママさん同士がつながるお手伝いができればいいな、と思うようになりました。コミュニティや便利情報がないのであれば、自分で作るしかない、きっと後から来た人の役にも立つはず!と、とりあえず当時一番作りやすかった「ヒューストン・ママの会」の非公開グループを作りました。」


M「現在では240名を超えるメンバーがいらっしゃいますね。」


O「その後、素敵なご縁もあり、すでにヒューストンで日本人ネットワークを確立されている方々と共に「ヒューストン在住日本人」グループを立ち上げました。」


M「こちらもメンバーが700名を超える勢いです!」


O「インターネットのおかげで新しい繋がりが増える、SNSのおかげで「集う」ことが簡単になっている、と感じます。」


M「ヒューストン・ママの会では2019年に「赤ちゃんサロン」という活動を始められたそうですね。」


O「当時、ヒューストンに来てすぐの妊婦さんや小さいお子さんを持つママさんから、立て続けに不安や孤独を表すメッセージをいただいたんですね。私自身、出産後に不安で仕方なかったこと、ヒューストンは外が暑すぎて小さいお子さんと行く場所が非常に限られていることを考慮して、「妊婦さんやママさんをつなげる場所、日本語で話せる場所が必要ではないか?と考えました。そこで、自宅を開放し、無料でおしゃべりしてもらうという「赤ちゃんサロン」を始めました。」


M「本当にすごい行動力です!現在は残念ながらコロナの影響で、実施できていないとのことですが…」


O「はい。コロナに加え、ライフスタイルの変化もあり、赤ちゃんサロンを再開できていないのですが、いつかまたやりたいという気持ちはあります。また、私以外にも、自分の住むエリアで似たような集まりを開催したい、ママ友が欲しい、昔自分が辛い思いをしたので今度は新しく来たママさんをサポートしたい、という方はいらっしゃると思います。そういう方は本グループをぜひ利用してほしいと思っています。」


M「太田さんはヒューストン在住日本人のコミュニティの他にも

などの管理人を兼任されていますね。」


O「将来的には、ヒューストンエリアでの日本人留学生のためのグループと、シングルマザーのためのグループが必要ではないかと考えています。これらのグループについては協力者を探していますので、もし相互扶助グループ運営に興味のある方いらっしゃったら連絡をください。」


 太田さんは、さらには海外在住日本人を対象に無料で相談できる「海外こころのヘルプデスク24時」でもボランティアとしてご活躍されています。

 1人の行動をきっかけにここまで大きく広がり、これからも多くの人を助けることになるであろう「ヒューストン在住日本人」グループ。おたすけマップでも情報を共有し、お互いに更なる発展していけたらいいなと思っております。


 太田さん、今回は本当にありがとうございました!



 

お助けマップ、はじめませんか?


 お助けマップは、ヒューストン生活に役立つ情報を発信する、日本商工会のボランティア組織です。現在は月1回のミーティングを中心に、協力しながら楽しく活動中🌻